FXは為替相場におけるドル需要と金利上昇に注目

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今秋の為替相場における注目ポイント

米国債入札・・・入札用のドル需要、供給懸念による金利上昇の両面に注目

米国景気指標・・・他に材料が少ないだけに相対的にインパクトが高まりそう

スイス中銀の介入スタンス・・・ユーロスイス1.50割れを容認か

外国為替とは

通貨の動向-ドルの巻き返しに注目-

◆ 米ドル ◆

 

米国の景気回復期待や金利先高観が強まる一方、日本はデフレ懸念や追加緩和観測が強まっており、今週もドル買い・円売りの流れが続く見通し。

 

米国10年債利回りは3.8%台と8月以来の高水準、日米の10年債利回り格差は250bpオーバーと2007年12月以来の水準まで拡大しており、今日から始まる米国債入札(2年、5年、7年、総額1180億ドル)の消化が不調となればさらに金利差が拡大し、ドルを押し上げる可能性も。

 

 

◆ ユーロ ◆

 

米国の金利先高観を背景にドルが買われやすい地合が続くうえ、欧州のクレジット不安・ソブリンリスクもくすぶっており、ユーロの地合も良くない。

 

ドルの信認回復期待から投資マネーがドルに還流しつつあり、今週は四半期末・年末を控えてドルへのリパトリが駆け込み的に強まる可能性もある。下値が脆弱な地合が続きそうだ。

 

 

◆ ポンド ◆

 

英第3四半期GDP確報値が弱かったことや、英中銀議事録がハト派的内容だったことから一段と弱気見通しが強まった。またスイスフランがSNBの介入見送りで強含みとなっていることから、欧州通貨内ではポンドが対照的に売られやすい。弱気スタンスを継続したい。

 

 

◆ 豪ドル ◆

 

米国金利先高観が強まる一方、豪州は利上げ一時停止観測が浮上し、ドルへの資金還流が強まっている。

 

今週は豪州の材料はなく、米国経済指標(12月消費者物価指数、シカゴ購買部協会指数、新規失業保険申請件数)や米国債入札に注目。米国金利が上昇しやすく、高金利通貨は相対的に売られやすい地合となりそうだ。

 

 

◆ カナダドル ◆

 

米国の景気回復でカナダにも恩恵が及ぶとの見方から堅調な動き。カナダ中銀は来年6月まで0.25%の政策金利を据え置く見通しだが、カナダの長期金利は3.6%付近まで上昇しており、ドル高と並行して北米通貨買いが選好される可能性が出てきた。原油相場が78ドル台と大幅に上昇し、金相場も1100ドル近傍まで持ち直しており、資源国通貨敬遠の流れも一服か。